長い歴史の中で、300年以上もの伝統を現代に受け継いでこれたのは、旨い酒が出来たときの喜び、それを飲んでいただける喜び、これがあるからこそです。そしてこの歴史は、地域の皆さんに愛されてきた証でもあります。美味しい宝満山の伏流水と地元の酒米に恵まれ、手造り・手作業にこだわり、酒造りに励んでいます。

第133回 24名社 新嘗祭

2010年11月29日
第133回24名社新嘗祭が11月23日に行われました。
約133年前の明治10年頃と言えば、西南戦争の頃です。
更にその1~2年前に、二日市八幡宮の氏子有志でお伊勢参りをしたそうです。その時に一緒に行った24人で、今後二日市八幡宮を護り盛り立てようと「24名社」を作ったそうです。基金を作り、年間の行事や特別の行事の際等常に支えてきたようです。
毎年、11月23日の午後3時から、総会が行われ、1年の活動報告と決算報告が行われた後、新嘗祭のお参りをして直会をします。参加者は18名程度で創立当時から3~4代目の方が多いようですが、遠くは関東からもこの会を楽しみに来られます。

第133回 24名社 新嘗祭
二日市八幡宮は銀杏が紅葉して綺麗です。

第133回 24名社 新嘗祭
総会の開始です。

第133回 24名社 新嘗祭
133回目の総会です。

第133回 24名社 新嘗祭
梅野洋充宮司です。

第133回 24名社 新嘗祭

第133回 24名社 新嘗祭
総会が終わり新嘗祭の開始です。

第133回 24名社 新嘗祭
新嘗祭が終わり、当番の方が御神酒を注ぎます。

第133回 24名社 新嘗祭
三々五々直会の会場へ

第133回 24名社 新嘗祭
直会の開始です。

第133回 24名社 新嘗祭
当番の方による挨拶です。

第133回 24名社 新嘗祭
和気相合で、1年ぶりの話が弾みます。

第133回 24名社 新嘗祭
一番賑やかな吉広さんです。酒豪です。
この方のお陰で、賑やかになり、直会には必要な方です。

第133回 24名社 新嘗祭
当番の引き渡しの儀式「当渡し」を始める挨拶を当番がします。

第133回 24名社 新嘗祭

第133回 24名社 新嘗祭
今回に当番三人と次回の当番三人が宮司さんを挟んで向かい合い、
あいだに、大中小の杯と蜜柑と大根の輪切りが置かれます。
小の杯から、注がれた酒を一杯ずつ飲んで回します。

第133回 24名社 新嘗祭

第133回 24名社 新嘗祭

第133回 24名社 新嘗祭
周りからは、もっと注げと声が掛かり、本日一番の賑わいです。

第133回 24名社 新嘗祭
最後は、大杯に並々と注ぎ宮司さんが最初で全員が飲みます。

第133回 24名社 新嘗祭

第133回 24名社 新嘗祭

第133回 24名社 新嘗祭
食事の最後は、大根おろしが並々と乗ったご飯で締めます。
飲んだ後は、これが旨いんです。

第133回 24名社 新嘗祭

第133回 24名社 新嘗祭
会の終わりは、祝い目出度と博多手一本で締めます。


▼福岡県で一番古い酒蔵です。大賀酒造 清酒・玉出泉
 大賀酒造ホームページ http://www.ogashuzo.com
Posted by 大賀酒造 at 12:12│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。