長い歴史の中で、300年以上もの伝統を現代に受け継いでこれたのは、旨い酒が出来たときの喜び、それを飲んでいただける喜び、これがあるからこそです。そしてこの歴史は、地域の皆さんに愛されてきた証でもあります。美味しい宝満山の伏流水と地元の酒米に恵まれ、手造り・手作業にこだわり、酒造りに励んでいます。

蔵開きに関する新聞記事

2011年03月22日
西日本新聞の3月16日夕刊テレホンプラザに載っていた記事です。
福岡県下の蔵開きに沢山の方がお見えになって、大変有り難いのですが、記事に載っているような方が年々目立つようになりました。
アルコールを販売しているので、多少の事は酔った上での事と見てはいるのですが、弊社だけでなく、どの蔵も頭を抱えている問題があります。
他蔵での例も挙げますと、
・振る舞い酒や試飲用の酒を持ち込んだペットボトルに入れようとする方
・振る舞い酒や試飲用の酒を飲み過ぎて立てなくなる方
・他社製品(ビールや缶酎ハイ)や折り詰めを持ち込んで宴会をする方
・決められたぐい飲みでなく自前の杯等を持ってくる方  等々
蔵のよってルールは違いますが、他人に迷惑を掛けられる高齢者の方が増えたように感じます。若い人に手本を見せていただきたいのに非常に残念に思います。
どなたもマナーとルールを守って楽しんでいただきたいと切に願います。
是非、是非よろしくお願いいたします。

蔵開きに関する新聞記事



▼福岡県で一番古い酒蔵です。大賀酒造 清酒・玉出泉
 大賀酒造ホームページ http://www.ogashuzo.com
Posted by 大賀酒造 at 12:30│Comments(3)
この記事へのコメント
どんな業種でもお客さんが一番大事であることには、変わりないと思いますが、「客には、客のルールがある」と思います
以前、報道されたように「お金を払っているので、飲食店でご馳走さまは言わなくていい、したがって給食もお金を払っているので、言う必要は無い」とか・・・
今の社会は客の立場を主張し過ぎて、トラブルに発展するケースが多くなっているような気がします
相手の事を思いやる気持ち、相手の立場に立って考え・行動できるのが、日本人の良さではないでしょうか?
私も自分自身が身勝手になっていないか?もう一度振り返る機会を与えてもらう記事でした。
どうも、ありがとうございました
Posted by 藤村哲之 at 2011年03月22日 13:27
記事にあることは、その通りと思います。
しかし、大方のお客さんは本当に蔵開きを楽しみにされ、毎年通われる方がほとんどではないかと思います。
蔵開きという日常では経験できない環境の中で新酒を頂くことは、日本酒ファンにはなんとも言えない至福の時を過ごすことができる唯一のことかもしれません。嬉しそうに、また楽しそうに満面の笑みを浮かべて試飲され日本酒を買われていく方々が大勢いることも事実ではないかと思います。
ただ、一部の方々がお酒の勢い(意図的な方も・・?)もあって記事にあるような場に合わない行動をとられていることは、非常に残念です。
酒蔵としては、本当に頭が痛いこととは思いますが、是非、一部の方の迷惑行為の対策はそれとして考え、毎年の恒例として楽しみにされている多くの方がおられることを忘れずに・・。
応援しています。
Posted by 小河信生 at 2011年03月22日 15:59
大のお酒好きな私としましては、この記事は、悲しいですね。
蔵開きも毎回、楽しみにしているのに・・・。(涙)

私も過去、お酒での失敗は、数多くやらかしているので、
耳が痛いですが、(汗)
節度をもって楽しいお酒!!が大切だと思います。
せっかくの美味しいお酒を台無しにしたくないですもんね。

一部の心ない人のせいで酒飲みの形見を狭くして欲しくないもんです。
ただ自分も、そんなことをしていないか注意して、お酒を楽しみたいです。
Posted by butahan at 2011年03月22日 16:04
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