長い歴史の中で、300年以上もの伝統を現代に受け継いでこれたのは、旨い酒が出来たときの喜び、それを飲んでいただける喜び、これがあるからこそです。そしてこの歴史は、地域の皆さんに愛されてきた証でもあります。美味しい宝満山の伏流水と地元の酒米に恵まれ、手造り・手作業にこだわり、酒造りに励んでいます。

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▼福岡県で一番古い酒蔵です。大賀酒造 清酒・玉出泉
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韓国・表忠寺

2010年10月29日
10月9日から11日まで韓国・表忠寺における「四溟大師涅槃記念四百年法要」参詣して、雅楽を演奏してきました。
「四溟大師」は文禄・慶長の役(韓国では壬辰・丁酉の倭乱)で僧兵義勇軍のリーダーとして闘い、両国の和平を探りに内密に加藤清正公の本陣を訪れ、慶長の役の後には単身来日され、伏見で徳川家康公と直談判、拉致されていた韓国人の捕虜三千数百名を解放せしめ、本国に連れ戻したといわれています。智力・胆力共に備わった傑僧でありました。韓国では救国の大英雄の一人であります。清正公も四溟大師には、畏敬の念を抱いていた ようであります。その後、三百年近く両国の間に戦乱はなく、朝鮮通信使の派遣交流へと発展したのは、偏に四溟大師の力に依る処であります。
日韓の平和に尽力された四溟大師の法要に、平和の調べである雅楽を奉納させていただきました。


行きの機内で


表忠寺の境内






記帳させていただきました。




抹茶で接待していただきました。






平調音取り 五常楽を演奏させていただくと、雅楽ではあり得ないアンコールが起こり
越天楽を演奏しました。自分で言うのも何ですが、6人が一つになった素晴らしい演奏だったと思います。
演奏していて気持ちが良かったとは、6人の異口同音の感想でした。


大役を終えてほっとした表情






夜は、焼き肉と松茸をおなか一杯頂きました。
こんなに松茸を食べたのは、初めてです。


韓国の朝食です。


帰国の途につきました。

  


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Posted by 大賀酒造 at 19:02Comments(0)

榊莫山先生死去 玉出泉のロゴ

2010年10月08日
 ひょうひょうとした自由な書風で親しまれ、詩書画一体の芸術を追求した現代書家の榊莫山(さかき・ばくざん)さんが10月3日午前4時13分、急性心不全のため奈良県天理市の病院で死去されました。
 実は、弊社で使用している「玉出泉」「たまでいづみ」「登録商標」の文字は全て莫山先生の若い頃の作です。しかも落款まで押して頂いています。
 50年以上前、弊社のロゴは一般的なひげ文字を使用していました。父がこのロゴを変えたいと大阪の三京印刷に相談したところ、新進気鋭の書家がいるとのことで、書いてもらうことにしたそうです。出来上がった文字を見て、父は子供が書いたような文字だなぁと感じながらも採用したそうです。後日、美術関係の偉い方に書家の名前とか言わずに見せたところ、文字のバランス、書いてない白い空間の使い方等を絶賛されたそうです。以来、このロゴにこだわってラベルを作ってきました。
 近年、偉い書家の方に「玉出泉」の文字を書いていただく機会があり、周りの方もこの機会にロゴを変えたらと言って頂きましたが、実はとお話しすると、それは変えられないねと納得いただきました。
 私は、弊社のロゴが莫山先生と知らない頃、20年以上前何故見たのかも覚えていませんが、出ている人が莫山先生とも知らずにNHK教育の書道の番組を見ました。確か、子供達に書道を教えてられました。自由に思いっきり書きなさいと言われていたように記憶しています。番組の最後に「では、私が書いてみましょう」と、半紙を横にして、筆にたっぷり墨を付け、筆を寝かせるようにして「土」を書かれました。その半紙を直ぐ持ち上げて、カメラの方を向けられました。ホントに子供が書いたような字で、しかも墨がたらたら垂れて、縦に何本の筋が入りました。それを見た莫山先生は、「この垂れ方が良いですねぇ」と満面の笑顔で言われ、番組は終わりました。満面の笑顔と墨が半紙に垂れる様子が強烈で覚えていました。その後、名前や経歴や人柄を知って、しかも弊社のロゴを書いて頂いていることを知ったときの驚きはこれも強烈でした。


撮影:共同通信社
先生に書いて頂いた「玉出泉」の文字は、地元の方に親しまれています。
お陰様で厳しい中でも、造り酒屋を続けさせて頂いています。ありがとうございます。


昔のラベル
当時の書代は安かったと記憶していると父は言っていました。
近年書いて頂くとしたらと考えると恐ろしくなります。





莫山先生の落款
  


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Posted by 大賀酒造 at 14:16Comments(0)

ミュージックシティ天神に出店

2010年10月04日
10月2~3日福岡県酒造組合で、ミュージックシティ天神に出店しました。
最近若い人の飲酒が減っているとのデータがあり、実際周りの人に聞いても、20代特に男性のアルコール離れが多くなっているとの事で、若者が集まる音楽イベントに組合で参加しました。日本酒を飲んでいる人にもっと飲んで下さいではなく、飲まない人や、飲んだことがない人に1杯でも飲んで貰って、日本酒の美味しさを分かって欲しいとの思いです。
1杯200円で、2日間で1000杯分の清酒と清酒ベースのリキュールを用意したのですが、あまり良い天候と言えない中沢山の人に集まって頂き、1日で1000杯売り切ってしまいました。大慌てで2日目に蔵元に追加を持ってきて貰い、2日目も1000杯近く出て大盛況でした。




今回のイベントの親分? 総責任者の花の露の富安社長


国の寿の目野常務と








会場はガンガンのロックが流れています。  


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Posted by 大賀酒造 at 15:33Comments(0)

日本酒の日

2010年10月02日
10月1日は、日本酒の日です。
 福岡県酒造組合は天神の警固神社に30社が集まり、18時から今年の醸造が安全で良い清酒が出来るようにと各社の商売が更に繁盛するように祈願しました。
 その後、筑紫楽所が雅楽「酒胡子」(しゅこうし)を奉納しました。今回、私は残念ながら演奏出来ませんので、精鋭6名に頼みました。
 18時30分から、300名限定で振る舞い酒をして、喜んでいただきました。


警固神社境内に30社の飾樽が置かれました。




祈願前の本殿の中です。


玉出泉も奉納されています。


30社の代表が、法被を着て並ぶと壮観です。


筑紫楽所の演奏


アヴァンティの永石さんと花の露の富安真梨子さん
いつ会っても美しい2人です。
真梨子さんは、大学の後輩で、お父様には大変お世話になりました。






  


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Posted by 大賀酒造 at 16:17Comments(2)